春に滋賀県へ旅行に行ってきました。
滋賀県といえば琵琶湖!というイメージが強いですが、実は桜を楽しむのにもぴったりなスポットがたくさんあるんです。
この旅では美しい自然と春ならではの景色を満喫でき、とても癒されるひとときとなりました。
今回はその中から実際に訪れた桜スポットをご紹介します。
おすすめスポット① MIHO MUSEUM
まず1つ目のおすすめスポットは、今回の旅の目的でもある「MIHO MUSEUM」です。
MIHO MUSEUM は滋賀県信楽町にある美術館で、ルーヴル美術館のガラスのピラミッドを設計した世界的建築家、I.M.ペイ氏が手がけた建築です。
「桃源郷」をテーマに設計され、自然との調和が魅力的な場所となっています。
美術館へ向かう道のりにはトンネルがあるのですが、そのトンネルの奥に見える景色がまさに桃源郷。
まるで別の世界に足を踏み入れたかのような神秘的な気分を味わえます。
静寂に包まれたトンネルを抜けると、そこにはしだれ桜の並木道が広がっています。
桜の花々のピンク色がトンネルの内壁に反射して、息をのむほど幻想的な光景を生み出しています。
このトンネルの内壁は絶好のフォトスポットなので、ぜひカメラやスマホで記念の一枚を撮ってみてくださいね。
この景色が見たくて滋賀までやってきたので、見ることができて大満足でした。
美術館に到着すると印象的なのがエントランスホールです。
窓の外には美しい山の稜線が広がり、それをまるで芸術作品のように切り取った設計が印象的です。自然そのものがアートになっていて、一枚の絵を眺めているような感覚に包まれました。
さらに美術館内部では、古代文明の美術品が展示されており、歴史や芸術に興味がある方にもおすすめです。
山の中にあるのでアクセスには時間がかかりますが、それでも訪れる価値のある美術館です。
MIHO MUSEUMへ向かう際は車でのアクセスがおすすめ。
公共交通機関を利用する場合は最寄り駅からシャトルバスが出ていますが、時間に余裕を持って訪れると良いでしょう。
むしろこのような立地だからこそ、より一層「異世界感」を楽しむことができます。
山道を抜けて美術館に到着すると、まるで桃源郷にたどり着いたかのような感覚が味わえるはずです。
次にご紹介するのは、滋賀の歴史と桜を同時に楽しめる「彦根城」です!
春にはお城と桜のコラボレーションが楽しめるスポットですよ。
おすすめスポット② 彦根城の桜
彦根城は1622年(元和8年)、井伊直継によって彦根山に築かれました。
この城は彦根山を利用した平山城で、山頂には国宝に指定されている天守がそびえています。また、周囲の櫓や内堀など、当時の面影を色濃く残しているのも特徴です。
お堀の周辺にはソメイヨシノを中心に、約1100本ものたくさんの桜が咲き誇っています。
内堀では屋形船が遊覧運行していて、春の季節に訪れれば屋形船から桜の景色を楽しむことができます。
また、桜の季節には彦根城で「桜まつり」が開催され、お堀沿いの桜がライトアップされます。
夜にはお堀の水面に映り込む夜桜が幻想的で美しく、写真におさめるのもおすすめですよ。
天守閣のほうへ向かうと、天守と桜の織りなす風流な景色が広がります。
歴史あるお城と桜の組み合わせってすばらしいですよね。お城と桜好きのわたしにはたまらない景色でした。
桜祭りの期間中は道が混雑したり、交通規制があるので時間に余裕をもって楽しんでみてくださいね。
次は「海津大崎」という桜スポットをご紹介します!
おすすめスポット③ 海津大崎の桜
海津大崎が桜の名所であることをご存じでしょうか?
私も滋賀県について調べるまでは知らなかったのですが、実際に訪れてみて、本当におすすめの桜スポットだと感じました。
海津大崎は、老桜から若木まで約800本ものソメイヨシノが琵琶湖岸の4kmにわたって咲き誇る場所。
琵琶湖と桜が織りなす壮麗な景色は、本当に感動的でした。
さらにおすすめしたいのが、彦根城近くの「彦根港」から屋形船で海津大崎まで桜を見に行ける「海津大崎桜花見船」です。
彦根城でお花見を楽しんだ後、屋形船で桜並木を眺めながら海津大崎へ向かうルートは、桜好きにはたまらない贅沢な旅路だと思います。
琵琶湖と桜とのコントラストが本当に美しいですね。
屋形船に乗る際の注意点
実は私もこの屋形船に乗る予定でしたが、彦根城付近の道の混雑を予想していなかったため、予約時間に間に合わず…!
同じように屋形船を利用される方は、時間に余裕を持って彦根港へ向かうことを強くおすすめします。
急遽、電車とバスで海津大崎へ
屋形船には乗れませんでしたが、それでも海津大崎を訪れたい一心で、急遽電車とバスを乗り継いで向かうことにしました。
結果的にはこれが幸運な選択で、現地で写真が趣味の方と知り合うという素敵な出来事がありました。
なんとその方とは同い年で、偶然の出会いに「これも何かの縁だね〜」と話が弾みました。
夕方、さらに美しさを増した桜を眺めていると、なんと夕立と雹が!
急いで避難し、知り合った方と一緒にあんみつを食べながらおしゃべりを楽しみました。
その方は「本当に楽しかった!」と喜んでくれて、電車でお別れする際には涙まで流してくれました。
またどこかで再会できるといいなと思います。
まとめ 滋賀県は桜の名所がたくさんある!
滋賀県の桜の名所を巡る旅は、自然の美しさだけでなく、心温まる出会いや思い出がたくさん詰まった素敵な体験でした。
おすすめスポット
- MIHO MUSEUM: 桃源郷を思わせる神秘的なしだれ桜の並木道と、美しい建築が融合した場所。
- 彦根城: 国宝の天守閣と1100本の桜が織りなす風景は圧巻。夜桜のライトアップも必見です。
- 海津大崎: 琵琶湖と桜の絶景スポット。屋形船や電車とバスを使ってアクセスできます。
今回の旅で得た教訓
- 屋形船や人気の観光スポットを訪れる際は、時間に余裕を持つことが大切!
- 電車やバスを使うことで、思わぬ出会いや新しい視点を得ることができる。
春の滋賀県は桜の名所がたくさんあり、一つひとつが違った魅力を持っています。
この記事があなたの旅の参考になれば嬉しいです。次の春には、ぜひ滋賀県の桜を見に出かけてみてくださいね!
コメント