【陰陽論】物事にはすべて二面性がある

エッセイ

最近わたしは中医学を学んでいるのですが
その勉強の中で『陰陽論』というものを知りました。

陰陽論とはざっくり言うと
「この世にある万物にはすべて、陰と陽が存在し成り立っている」
という法則です。

太陽と月、光と闇、男と女、表と裏
というようにどんな小さなものや事柄にもこのルールは適応されていて
必ず陰と陽があり、片方では成り立たないということです。

この考え方、すべての万物にあてはまるということですから当然ですが
人生や自分自身にもかなり当てはまる法則だと思いました。

この法則を知って、このようなことを思いました。

・自分の欠点や辛い経験にも必ずプラス面がある 
・そもそも良し悪しを判断する必要がない
・「光」をみて生きるか「闇」をみて生きるかは自分次第

ご興味あればぜひ読んでみてください(*^^*)

必ず二面性がある=マイナス面には必ずプラス面がある。

物事には常に二面性があって
それは受けとり手によってまったく違う結果になったりします。

よく言われる例えでは
「自分にとっては不快な雨でも、農家さんにとっては恵みの雨」
などといいますよね。

自分にとってマイナスな出来事が起こった時には、必ずプラスな面がある
ということです。

上記の例では、農家さんは喜んでいるかもしれないけど、自分にとっては結局不快じゃん!」
と思われるかもしれませんが

その農家さんの喜びが回り回って、
野菜がおいしく食べられる喜び、野菜が豊作で物価が安定している喜び
になったりします。

逆に言えば自分にとってメリットしかない出来事というのも存在しないということです。
物事はすべて表裏一体、一長一短なんですよね(^^)

よくこんなことがあります。
あるネット記事を読んでいると
玄米にはこんなメリットがある!』
という情報が書かれていました。

ほうほう、そうなのか〜〜とみていると、次の記事には
『玄米は絶対食べるな!』
と書いてある、、、みたいなこと。

食材もぜんぶ一長一短だなぁ、と以前から思っていたんです。
これも陰陽論に当てはまっていますね。

そもそも良し悪しを判断する必要がない

すべての物事が表裏一体なのだとすればそもそも、

この「物」が良い物なのか、悪い物なのか
今目の前で起きている「出来事」が良い出来事なのか悪い出来事なのか

良し悪しを判断することに意味なんてないのだな
と思うようになりました。

今だけで考えたら、全然良いと思えない経験でも
将来的にその経験を通して成長できたとしたらプラスになってしまうかも。

常にプラスもマイナスも存在して成り立っているのだとすれば
今がんばって、良いとか悪いとか判断して一喜一憂しなくてもいいのだと思います。

「光」をみて生きるか「闇」をみて生きるか

良し悪しを判断しない、ということを書きましたが
この「物事の二面性」のどちらをみて生きていくのかということも
大切なんじゃないかなと思います。

すべてにプラスもマイナスもあるのだとしたら
辛い時には「光」の部分を見て自分の気持ちを奮い立たせたり
上手くいっているときには「闇」の部分をみて自分の気持ちを引き締めたり。

両方の視点を使い分けることでバランスをとって進んでいけるのではないかなと思います。

自分のマイナス面ばかりに目がいってしまうのなら
絶対にそのマイナス面にプラスな面が隠されているということですし、
それが何なのか今自分でわからなくても「そういうものなんだな」と思うだけでいいと思います。

むしろ「だめ」な部分10個があるってことは
「よい」部分が10個、表裏一体に絶対にあるってことなので。

わたしもエネルギーが落ち気味なときは、「光」の部分に注目していきたいと思いました♪

自分の価値観を大切にする

全部良い面も悪い面もあるのだとしたら、
努力する意味ってなに?っていう疑問もでてきました。

わたしは考えた結果
自分がなにを重視して、なにが好きで、なにが嫌いかという価値観によって、
その方向に努力していく意味があると思います。

例えば、仕事で成功してたくさんお金を稼いでいる人は
もしかすると自分の時間や家族を犠牲にしているかもしれません。

逆に自分の時間や家族を大切にできているけれど
仕事での成功やお金はない、というひともいるかもしれません。

それぞれプラス面とマイナス面があるけれど
どちらが良いとか悪いではなく、どちらを自分自身の価値観として重視していくか。

両方大事だと思えばバランスをとっていくだろうし
二面のどちらかをより重要と考えるならその方向に努力することに意味があると思います。

そう考えると、自分が本心でどんなことを求めているかとか
これだけは嫌だと思っている、とか
そういう価値観を掘り下げることって重要なんだなと思いました。

常にプラスとマイナスの両面が存在するからありのままでいい

陰陽の考え方は本当に面白いなと思いました。
これって、めっちゃ良い!と思っていても
めっちゃ悪いが隠されているかもしれないわけじゃないですか。(笑)

バランスが良いことが大切っていうのはそういうことだな、と思います。

どのみち表裏一体、一長一短なのだからありのままでよくて
自分の本心から、こっちがいいなと思う方向をみて過ごしていければいいのかなと思いました。

余談ですが、わたしは食べ物の中で唯一納豆ってデメリットない食べ物じゃん!と思っていましたが
考えてみたら腐っているし(発酵だけど)ネバネバして臭いがあるので食べられない人も結構いるんだ、と思ったりしました。笑

どうせ二面あるのなら、自分にとって都合よく考えたり
自分らしい選択をしていけたらいいなと思います。


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