今までの習慣を手放して、ゆとりをつくる

読書

多くの社会人は仕事に家庭に人付き合いにと時間に追われ、
忙しなく働いているのではないかと思います。

とくに、向上心の高い人は良い習慣を身に着けようと
多くの“やること”を抱えているのではないでしょうか。

わたしもまさにその状態。
良い自分になりたくて、あれもこれもがんばって続けたくなってしまい、
頭の中にやり残しがあるとそれ自体がストレスのようになってしまうんですよね。

・いつも時間に追われている
・自分のやりたいことができない
・新しくなにかを始める余裕がない

このような悩みを持っている方は共感できる内容かもしれないので
ぜひ読んでみて下さい。

自分にとって本当に必要なことか取捨選択する

本やSNSをみていると
あらゆる習慣についての情報があふれていますよね。

・1日5分これをすれば〇〇できる!

というような短時間で実践できるようなものでも
積もり積もれば膨大な時間。
それをこなしていこうとすれば忙しない毎日になってしまいます。

自分自身をよくしようと考えてやっていることだったけれど
むしろ自分の理想とする毎日とかけ離れているのでは?とふと気付きました。

心も時間もゆとりを持ちつつ
やりたい事をしている大人になりたい、と思ったんです。

そのためには、今持っている習慣が本当に必要か洗い出し
いらない習慣は手放すことで余剰をつくること
が必要。

やめることを決める”ことで新しい習慣を取り入れるゆとりを
生みだしたいと思いました。

具体例①:今持っている習慣をリスト化し、優先順位をつける

まず時間の余裕がなくなっている原因を
洗い出すために毎日の習慣をリスト化してみます。

例えば

・自炊
・読書
・インスタ・twitter
・日記
・10000歩あるく
・トイレ掃除
・ストレッチ
・湯船に浸かる
・皿洗い洗濯など
・勉強

など。

仕事以外の時間に色々やろうとすると
それだけで1日が終わっていってしまうということがなんだかわかりますよね。(^^;

この中でやりたいことの優先順位をつけてみました。

・自炊←②
・読書←③
・インスタ・twitter←④
・日記←⑩
・10000歩歩く←⑦
・トイレ掃除←⑥
・ストレッチ←⑧
・湯船に浸かる←⑤
・皿洗い洗濯など←⑨
・勉強←①

仮に自分の中での優先順位が、
①勉強 ②自炊 ③読書 

下位は
⑩日記 ⑨皿洗い洗濯など ⑧ストレッチ

となったとすれば
上位のことに毎日優先的に焦点をあてて時間を作り
下位の習慣での時間の使い方を見直そう!
ということになります。

具体例②:やりたいことの上位にきていることを優先的にやる

ここでいう「やりたいこと」はあくまでも「やるべきこと」
ではないということが前提になります。

やりたいという程でもない習慣を先にこなしてしまうことで
本当に自分がやりたいと思っていることに時間を割けなくなることがあります。

上記の習慣リストでも、皿洗い・洗濯などは
“やらなければいけないこと”であって多くの人にとって
やりたいことではないと思うのです。

1番やりたいことを優先的にこなすことで
自身の毎日が充実していると感じられて人生の満足度も上がります。
そして「できない」罪悪感だったり、不満感をなくすことができそうです。

具体例③:下位の習慣を見直す

やりたいことの下位にきている習慣は見直してみます。

下位の「日記」は
もしかすると毎日書くのは効率が悪いのかもしれません。

・1週間に1度振り返りを記録する
・思い切ってやめてみる

というように習慣を変えてみます
できた余剰の時間でブログを書こう!など
また新しい選択肢が出てきそうですよね。

「大人になってやめたこと」から3つ紹介

本当に人が毎日集中してできることって、その時々で3つくらいなのではないかと
思ったりします。

今でも時間にそこまでゆとりがないのに、
どうやって新しいことを取り入れていけばいいのだろう?という気持ちにもなります。

そんなときに本屋でこのような本に出会いました。

一田憲子さん著の『大人になってやめたこと』。

わたしが見かけたのは文庫本だったのですが、
表紙の写真が素敵で、優しい質感の装丁に惹かれて手に取ってみました。

その中に書かれていた「手放したこと」で取り入れられそうなことを
3つ紹介したいと思います。

完璧に掃除をすることをやめる

部屋というのは毎日掃除をするのであれば80%くらいの力で取り組んでも
綺麗になる、ということです。
少しくらい掃除し残しがあっても大丈夫なんですね。

ここを掃除するぞ!と決めるとその場所をすべて綺麗にしないといけない気になってしまって
いましたが、
「今日はこの部分を綺麗にして、残りは明日やればいいか」
と思えると楽になります。

逆に言えば、少しの力でも毎日やることが大切ということですね。
100%じゃなくていいと思えば短時間でパパっと済ませられて、時間も気持ちも
ゆとりをもてるようになりそうです。

人付き合いをやめる

人は一人では生きていけないし、人とのつながりは大切だけれど
自分を消耗してまでの無理な付き合いはやめるということです。

これは単純に時間を作るために、ということだけではないと思います。
心が消耗してしまうと、その日に取り組もうと思っていた仕事に取り掛かれなくなってしまったり
人間関係の中で生まれた疲労を取り除くために
休息の時間もたくさん必要になる場合がありますよね。

自分を消耗する集まりに出向いた後に、その場の時間だけでなく
そのあと数日疲労感が残ってしまうことも私自身あるので
そういった無理はやめて、自分の気持ちに従って人付き合いもしていきたいと思いました。

明日でいいことは今日しない

自分の中で「明日へ先延ばししてはいけない」という考えが強かったので
これは目から鱗でした。

今日やらなければいけないことを今日のうちにやるのは当然大切だと思います。

でも、”明日が楽になるから”という理由で明日でもよいタスクを
今日のうちに済まそうとすると余裕のなさを招いてしまうんですね。

なぜなら今日のうちにがんばって仕事をを済ませても、
明日になればまた仕事がたくさんでてくるから。

だとすれば今日は9割の力で仕事をして、明日でもいいことは明日やる。
そして残り1割のゆとりを持ってゆっくりしたり、新しいことに取り組むほうが
確実に余裕をつくることができます。

やることが無くなることは無いのだから
先にゆとりを作ることが大切なのだと思いました。

習慣を取捨選択してゆとりを持とう

本の中にこのような言葉がありました。

100%やりきると、残りの燃料がなくなります。すると、「自分が計画したこと」をやるだけで精一杯で、「計画以外」のことに目を向けることができなくなります。

ゆとりを持つことで、自分の範疇のこと以外に目を向けられるようになると
自分の世界が広がるのだと思います。

このゆとりを持てるような、いつも新しいことに目を向けられるような人になりたいです。

そのために日々の習慣を取捨選択し
取り入れるものは取り入れ、必要のないものは思い切ってやめてみる。

やめることで思いがけない新しいことが入ってくるかもしれないですね。

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