わたしはWebデザインの勉強を始める前に
「Webデザインに興味があるけれど自分にできるかな」
「自分にセンスがあると思わないな〜!」
と尻込みしていた時期がありました。
色々と調べていたところ
『センスは知識からはじまる』という本に出会って、
挑戦してみよう!と一歩を踏み出せました。
この本は実際にWebデザイナーをしている方がおすすめされていた本です。
Webデザインに限らず、
・ビジネス
・投資
・副業
などであったり、
あらゆる職業に対してセンスは必要だと思います。
でも自分にはセンスなんて無いしな〜と諦めることは無いんだ!と
思える1冊です。
とても良い本なので紹介したいと思います。
センスって一体なんなの?
『センス』といえば、
・具体的に説明できないような感覚的なもの
・もともと備わっている才能
・突然降りてくるようなひらめき
というような ”先天的”なものというイメージでした。
しかしこの本では、
センス=数値化できない事象を最適化する能力のことと定義されていました。
(最適化ってなんだ。。?)
調べたところ、最適化とは目的に対してもっとも適切な方針・計画をたて、設計を行い、あるいはそうした選択を行うことを意味しています。
ではどうやって目的に対しての最適な設計、計画を行うのか?
そこで必要なのが知識です。
蓄積された知識があってはじめて、
目的に対して最適に設計し、具現化していく事ができます。
センスとは知識の集積である
。。何だかイメージと違いませんか?
センスに必要なものは知識なので後天的に備えられる、ということです!
わたしはこれを知ってとても衝撃を受けて
それならわたしでも出来るかも!と思うことができました。
どうやって知識をつけていくの?コツ3つ
ではどうやって知識をつけていくのかが大切になってきますよね!
コツも書かれていたので紹介していきたいと思います。
王道を知る
王道のものを知るということは言い換えれば
・ロングセラーになっているもの
・1番いいとされているもの
・定番のもの
を知るという事です。
王道のものは既に最適化されているので指標になります。
Webデザインの王道ってなんなんだろう??
そもそもそのジャンルの王道がわからないということもあると思います。
でもその王道を探るプロセスが知識の集積に役立つという事です。
王道や定番を知った上で、さらに細分化して深掘りしていくと知識が深まっていきます。
いま流行っているものを知る
流行しているものというのは、王道のものとは真逆に位置しています。
だからこそ流行のものをしると知識の幅が広がります。
流行のものを知るにはインターネットから情報を得てもいいのですが、この本では雑誌を読むことをおすすめされていました。
ネット上の情報だと整理しきられていないからということです。
雑誌を読む機会ってほとんどなかったのですが(カレーや食べ物の雑誌以外は。。)
たしかにセンスがあるなと思うような人って雑誌を頻繁に読んでいるなと周囲を見て
思いました!
共通項や一定のルールがないか考える
ある程度知識が増えたら、分析や解釈をしていくことによって自分なりの知識を
精製していく段階に入ります。
売れている,人気のあるものの共通のルールを自分なりに見つけ出し、
そのルールにもとづいて作っていくと
センスの良いと言われるものを仕上げられるようになるそうです。
センスの良いものって細部にわたって計算されたものということなんですね。
言葉で説明できないアウトプットはありえない
作中で自分の中に1番残った言葉は、
『センスが知識の集積である以上、言葉で説明できないアウトプットはありえない』
という言葉です。
感覚的にこれが良いと思います、というようなことは言ってはいけないのだと
勉強になりました。
しっかりと分析をして作り込んでいれば、
その部分がどのような意図で作られているのかを細部にわたって説明できるはずなのです。
ある意味、センスがある人というのは分析力や言語化する能力が高い人
知識を集積していく努力を惜しまない人ということなのだなと思いました。
生まれ持った才能などと片づけられるようなものではなく、
その分野において誰よりも努力した方達なのですね。
まとめ:センスは自分次第で身につけられる!
・センスとは知識の集積である
・センスをつけるには
… ①王道を知る
… ②流行しているものを知る
…③共通項や一定のルールがないか分析する
・センスが良いものはどんな意図で作り込まれているか言葉で説明できる
センスは自分の努力次第でつけていくことができます。
とても納得できる内容で、自分も努力して知識をつけていこうと思えました♪
デザインに限らず、どんな事柄でも同じだと思ったので
挑戦することを諦めないでやってみようとおもいます!
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