5月病に効く食薬|やる気がアップする食材10選

生活

GW明けは気分の落ち込みが出やすい時期であるとよく言われています。

・なんだか気分が優れない
・やる気が起きない
・会社や学校に行きたくない
・人に会いたくない
・身体が疲れやすい、疲れがとれない etc..

このような気分が続くときは早めに対処したいところですよね。
今回はそんな症状を改善してくれる、やる気アップ食材を紹介したいと思います!

5月病になってしまう原因

まず、この時期にやる気が低下してしまう原因を整理していきたいと思います。
様々な要因があると思いますが、一般的に言われている要因とあまり知られていない要因とを
2つ挙げたいと思います。

春は変化が多い季節なのでストレスが溜まってしまう

一つ目の原因は、変化によるストレスです。

人間の脳というのはとても変化に弱く現状維持を好むようにできていますが
春になると様々な環境の変化が訪れますよね。

・職場や学校が変わる
・周囲の人間関係が変わる
・新しいことを始める等。。

この変化が脳にとってはストレスになってしまいます。
どんなにポジティブな変化であってもストレスなんです。。

変化のストレスを溜め込んでがんばりすぎてしまった影響がGW明けごろになると体調に現れてしまうのです。

腸に生えたカビ「カンジタ菌」はマイナス思考の原因になる

2つ目の原因はカンジタ菌の増殖による腸内環境の悪化です。

急にカンジタ菌ってなに?ってかんじだと思うのですが、

カンジタ菌とは全身に生息する常在菌でとくに腸内に生息しやすい「カビ」のことです。

食習慣が悪化すると増殖して、腸壁に穴を空けて炎症を起こすといわれていて、

その炎症を防ぐために副腎からコルチゾールが過剰分泌されるとこころの疲れが増幅してしまうそうなのです。

他にも
・カンジタ菌が分泌するアセトアルデヒドは飲酒による二日酔いの原因物質と同じものなので肝臓に負担をかける。

・カンジタ菌が分泌するアラビノースは糖質のグルコースと似た構造なので、からだは血糖値が上がったと勘違いしてインスリンを分泌してしまう。結果、低血糖状態になり眠気やだるさ、集中力低下につながる。

というような症状がカンジタ菌の影響ででてしまいます。

記事を作成する際に参考にした書籍『こころがバテない食薬週間』注1

なんの関係があるのかというと、梅雨前の湿度が高い季節梅雨は胃腸にカンジタ菌が増殖しやすいのだそうです。

5月はカンジタ菌の増殖によって疲れやすくなってしまっている可能性があるとのこと。

やる気が出ないときは食事も偏ったものになりがちですが、むしろ5月はいつもより食事を気をつけてとったほうが良いということになります。

少し食事を気をつけるだけでも良い効果がありますので、
1つ目の変化によるストレスと、
2つ目のカンジタ菌の増殖による腸内環境の悪化に対して
それぞれ対策になる食材を5つずつ紹介します。

5月病対策になる食材10選

幸せホルモン「セロトニン」を分泌する食材5つ

変化によるストレス対策になる食材は、幸せホルモン「セロトニンを分泌する食材になります。

セロトニンは別名しあわせホルモンと呼ばれる脳内ホルモンのことです。自律神経のバランスを整えてくれる働きがあるのですが、ストレスが溜まると分泌量が減ってしまいます。

セロトニンの分泌を増やすにはアミノ酸の一種である「トリプトファン」が必要になります。体内では生成できないため食事で摂るようにすると良いです。

トリプトファンが含まれているおすすめ食材は

バナナ

納豆

ナッツ類

豆腐

カツオ・マグロ

になります。
取り入れやすい食材ばかりなので積極的に摂りたいですね♪

カンジタ菌が過ごしにくい腸内環境をつくる食材5つ

カンジタ菌の増殖を抑えるには、抗菌作用のある食材や胃腸の炎症を抑える効果のある食材で腸内環境を整えるのがおすすめです。

しょうが・にんにく・わさびなどの薬味
抗菌作用がありチューブで売られているので取り入れやすいです。

スパイス
こちらも抗菌作用があり腸内環境を整えます。クミン・ターメリック・コリアンダーなミンどのスパイスでカレーやスープを作るのがおすすめです。スパイスは漢方に使用されている食材なのでとっても身体に良いですよ。

キャベツ
胃腸の炎症を抑える働きがあり胃腸の粘膜を再生するビタミンU,ビタミンKが豊富に含まれています。

大根
抗菌作用・腸内の炎症をおさえ心を整える働きがあり消化も助けてくれます。

昆布
傷ついた腸壁の保護をしてくれる働きがあります。塩昆布をキャベツに和えると食べ合わせも良いです。

腸内環境と心は関係が深いのでしっかり整えたいですね。
上記のセロトニンを増やす食材も腸にとって良いものばかりなので相性が良いと思います。

摂らない方が良い食材3選

これらの食材は腸内環境を悪化させてしまう可能性があり、症状の悪化につながるのでなるべく避けた方が良いです。

小麦粉

アルコール

砂糖

疲れているときに頼りがちなファストフードや菓子パンは砂糖や小麦粉、添加物が豊富なので注意が必要です。

食事を気をつけて5月を乗り切ろう

食事はこころと身体の健康にとても重要なので気をつけていきたいですね。
年間通してもおすすめな食材なので、何だか調子が悪いなと感じたときには取り入れてみてください!


注1)大久保愛「こころがバテない食薬習慣」,Discover,発行日2019年6月30日,124ページ

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