映画館が舞台!?『君は映画』感想|下北沢トリウッド

映画

下北沢トリウッドで上映している、映画『君は映画』を観てきた。

映画がはじまると、見覚えのある町並み。

『君は映画』は、下北沢が舞台になっている。

というか、今まさに座って映画を観ている、
この「下北沢トリウッド」が舞台になっている映画だった。

ネタバレあり・ストーリーと感想

主人公は、下北沢で劇作家をしているマドカと、三軒茶屋でバンドをしているカズマ。
2人はお互いが主役になっている映画を観て、スクリーン越しに会話をし始める

こういう設定の映画ってはじめて。
スクリーン越しに2つの映画の主人公が会話するなんて。

それに、自分がいる場所も下北沢トリウッドだし、
映画の舞台も下北沢トリウッドだしで、すごく不思議な感覚だった。
没入感っていうのかな。

お互いの映画をスクリーン越しに観て、
2つのストーリーが変わるがわる進行していくんだけど…
映画にはトラブルがつきもので、本人たちにとってはキツい展開になりがち。

なので、お互いのストーリーについてネタバレしながら、
自分の映画のストーリーを書き換えようと試みるんだよね。

すると、
時空パトロールならぬ、映画パトロール的な人が出てきて、
「映画空間に不具合が生じている」みたいなことを言って物語が書き換わるのを防ごうと注意しにくる。その人が2つの映画を行き来する展開も面白かった。

そして、途中で急激にSF展開になったのも、えぇ?!ってなった。
どうなっちゃうの?!これ、って。
ライトセーバー出てきたし。(笑)

そのあと、「古着屋シカゴ」で2人が会って、映画が繋がるときなんて、
なんか運命の出会いみたいな感じだった。
古着をかき分けながら(?)お互いを探して駆け回る感じとかね、よかった。

実際に会えた、っていう嬉しさや安心感と、
今までスクリーン越しだった人と会ったときの気恥ずかしさ…。

2つの映画が繋がってしまったことで収拾つかなくなって、
映画の世界に閉じ込められるところだったけど、映画パトロール?の人から次元を変える機械を奪って、映画から脱出して(マドカ・カズマだけ)、静かな下北沢に帰ってくる。

そして、前の次元に残された人たちの映画を2人で観る。
(たぶんそのあと助けにいったのかな?)

「あなたの映画良かったよ」ってお互い言い合って。

お互いの人生をいいねって肯定してるシーン、いいラストだなぁって思った。

バントやっているからこそ

個人的には、自分もバンドやってるから
バンドメンバーと上手くいかないときとかもあったり、辞める、辞めないとか。
いろいろ問題起きるよね、バンドって。

そういう境遇でも、ちょっと感情移入してた。笑

認めてるからこそ一緒にやりたいけど、
認めてるからこそ前に進んでほしいし、認めてるからこそ腹が立つし。
でもそれってすごくいい関係だね。

映画みたいに生きる

映画ってなにかトラブルに巻き込まれていくからこそ
物語になっていく。

わたし最近、
「なんでこんなに問題が、次から次へと起きるかな〜」とか、自分の人生のこと考えてたりしたの。

でも今日、『君は映画』をみて思ったのは
なにもトラブル起きない人生なんてつまんないのかな〜と思って。

何も起きなかったら物語にならないもんね。

だから、自分の人生は自分が主人公だから仕方ないって、映画みたいに生きればいいのかなって思ったんだよね。

一般的な生き方が出来なかったり、トラブルに巻き込まれたりしたって、面白がっていけばいいか。
わたしも映画なんだ、と。

なんか腑に落ちた。
観にきて良かったなあ。

おまけ:下北カレーと次の楽しみ

そして下北といえばカレーなので、もちろんカレー食べた。

今日は下北沢トリウッドの近くの「カレーの店 八月」に行ってきた!

キーマとエビカレーのあいがけ、たまごトッピング!

うまうまでした。

……そして、

わたし、作家の森見登美彦さんが全作品読んでるくらいには好きで(京都で森見登美彦巡りしたこともある)。

上田誠さんは、森見作品の映像化に携わっていたり、『四畳半タイムマシンブルース』の原案の方(映画『サマータイムマシンブルース』)だから、すごく親和性高いんだよね。

今度、2026年8月28日〜9月3日まで下北沢トリウッドで『四畳半タイムマシンブルース』が上映されると知り、とてもテンションが上がった。

また観にこよう。

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